市民後見人の意義と育成

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成年後見 福祉_アイコン今日は日弁連の市民後見人の育成に関する研修に参加してきました。

 

市民後見人とは家庭裁判所から成年後見人等として選任された一般市民です。

 

市民後見人は、弁護士等の専門職後見人と違って、きめ細やかな活動ができ、本人との信頼関係に基づき意思確認や働き掛けができる利点があります。

 

だから、市民後見人は単に後見人数を補うだけでなく、専門職と違った視点で後見活動ができる点に意義があると考えられます。

 

ところが市民後見人の育成はとても大変です。

東大が養成講座を行っているようですが、その講座を受講するだけで後見人の職務を行わせるのは酷です。

 

市民後見人を追い詰めないため、市民後見人の支援をしていかなければならないと考えられるのです。

 

各地方今日団体では市民後見人の支援に少しずつ乗り出してはいますが、まだまだ支援ができていない。

財産不足、人材不足、ノウハウ不足など金、人が足りない。

 

この点、大阪の市民後見人の育成は目を見張るものがある。

例えば、市民後見人に対し社会福祉士や弁護士が相談に応じる体制ができているそうです。

 

こういう体制整備が市民後見人の育成には不可欠です。

 

今日は受講生として、またタイムキーパーとしてこの研修会を受講しました。

 

(小倉)

 

▼詳しくは下記成年後見ページへ
https://www.ikizakashita.jp/adult-guardianship_welfare-issues/