本日、クレサラ相談に行ってきました。
最近は、クレサラ相談の件数は徐々に減ってきています。
もちろん、世の中の経済状況が良くなったわけではありません。
過払金請求が減っただけで、苦しい思いをしている人は、むしろ増えたでしょう。
今日の相談の中で、ヤミ金の相談がありました。
ヤミ金からお金を借りて、債務が残っているので、ヤミ金から催促されて困っている、というのです。
わずか数万円を借り入れただけなのに、たった数日で1万円以上の利息を払わされていました。
明らかに利息制限法違反であり、公序良俗違反です。
実在しない信用組合の名義を語り、実にわかりやすいヤミ金です。
こういうヤミ金は、弁護士が介入すると、途端に引いてしまうところが多い。
債務者の自宅へ押しかけたりしたら、すぐ警察ざたになってしまうため、そんな派手な行動はとりません。
勤務先へ連絡して、大事にさせることもしません。
さっさと諦めて、次の獲物を探すものです。
所詮、ヤミ金も商売。
これ以上回収できないとみるや、変わり身は早いです。
ヤミ金って、そういう意味では、暴力団らしくないです。
(小倉)