平成27年度第4回文京区地域包括ケア推進委員会にて

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委員会_アイコン昨日、文京区の平成27年度最終回の地域包括ケア推進委員会に出席してきました。

私は区民の中から公募で参加させてもらっています。

 

昨日の議題は盛りだくさんで、時間もいっぱいいっぱいでした。

高齢者あんしん相談センターの事業運営、地域密着型サービス事業所の指定、高齢者福祉事業の改善などに向けた現状と課題、介護予防・日常生活支援総合事業など討議する議題の多いこと。

 

中でも関心をもったのは、高齢者福祉事業の改善・見直しの必要性でした。

2025年ころの文京区は高齢者比率が特に多くなり、そのため今のうちから福祉事業にいち早く取り組まなければならない切迫性が他地区に比べて高いとのことなのです。

 

2025年ころには今の団塊の世代が75歳後期高齢者を迎えるのですが、そのころの65歳前期高齢者は全国的には団塊世代とほぼ同数です。

しかし、文京区ではデータ上、2025年ころは65歳前期高齢者が全国比よりかなり多く、団塊の世代より人口数が多いのだそうです。

文京区は文教に力を入れた区であり、子どもの教育のために他地区から移転してくる世帯が多く、そのためか今50歳台前半が他の世代よりかなり多いそうなのです。

 

そうすると、2025年ころには、団塊の世代が後期高齢者になるとともに、文京区では前期高齢者がそれ以上に誕生することになります。

この見通しのもと、さてどうやって今から高齢者福祉政策を立てておくべきでしょうか。

 

まだはるか先のことだと内心は思っていたのですが、そんな報告を聞いてただただ驚くばかりでした。

 

(小倉)