東京都文京区で弁護士をしている小倉です。
私は、高齢者問題には力を入れているのですが、いろんな高齢者とお会いする際に、長生きの秘訣は何だろうか、とさぐっています。
ずっと元気だったのに、突然病気して老け込む人、恵まれないとぼやきながらも、長生きしている人、
いろんなタイプにめぐり会います。
そんな中、とても元気な高齢者に会いました。
私は、早稲田大学出身で、稲門会という卒業生の集まりに加入しているのですが、稲門会で、月に1回マージャン大会があり、時々参加させていただいています。
その中に、89歳のおじいちゃんがいます。
毎回マージャン大会に参加し、自分でパイをつもったり切ったり点数計算をしたりしています。
とても元気そうにしています。
肌もつやつやしています。
「私は、マージャン歴70年です。」、とても年季が入っています。
マージャン歴70年の人がどんなマージャンを打つのかと思ったら、なんと毎回上がろうとする。
だから、よく振り込んでしまう。
けれど、上がったときには、とても大きな手を上がる。
そうやって、毎回勝負に出てくるのです。
マージャンは、普通は我慢の競技だと言われていて、なるべく振り込まないようにして、勝負所で一気に攻める、というのが常道だとされています。
このおじいちゃんには、そんな機微ひとつもありません。
とにかく毎回攻め続ける。
70年マージャンやって、いろんな体験をした結果、到達点がそうなるか?、と思いますが、とにかくアグレッシヴ。
だから、89歳になっても、とても元気そうです。
好きなことを、自分の思うようにやり続けることは、長生きの秘訣なんだ、と教えてもらいました。
自分もマネしたいです。
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